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経営者に学ぶ、ネガティブ発言から見える哲学を読み解く

Unternehmensprojekte 2013

理研・小保方さんのSTAP細胞の論文の行方が気になります。どうなるのでしょうか。
しかし一般的に何かに真剣にチャレンジしていれば、誰しも一度は逆境が訪れるものだと思います。

自分はGreeの田中良和社長のFacebookをフォローしているのですが、昨日 非常に参考になることをおっしゃっていたのでお伝えしようと思います。

グリーは、10年前に、2名で創業した会社ですが、全員で諦めず、合理的にやるべきことを、建設的に努力し続けることで、この10年で、日本だけではなく、2000人の北米・韓国にも拠点を持つ、グローバル企業となることができました。

結果や数字だけを絶対値でみれば、近年の日本企業として例がほとんど無いレベルで大きく成長してるので、順風満帆で、成長をずっと続けてきた、と思っている人が、多いのではと思います。

ただ、実際は、多くの人が思い出せば知っているように、この10年の歴史の中で、大半は、mixiに負けている会社、モバゲーに負けている会社、消費者問題以降業績の下がっている会社、と多くの人に思われているような、この会社の歴史は、そういう中で働く、まさに、逆境に挑戦する歴史でした。

ある意味、もっとも、最後発のインターネット企業として、日本を代表する、世界に価値を生み出すというインターネット企業を作ろうとしていて、他社が10年20年でやろうとしていることをその1/2や1/4でやろうとしているわけですから、全てが他の会社より劣っていると自覚しながら、もがくのが当たり前だと思ってきました。

ただ、同時に、グリーの歴史は逆境を乗り越え、打ち勝ってきた歴史でもあると思っています。

グリーはそういう逆境の、未来のよくわからない時に、自分がこの局面を変える、自分は世間の評価にかかわらずやるべきことをやり遂げる、仲間を信じる、

という人が集まって、そういう人が中核として頑張ってきて、多くのことを成し遂げて来たと思っています。

がんばります!!!

田中良和社長のFacebookより

GREEと言えばここまで順風満帆にやってきたのだろうと、自分も思ってきました。
しかしそうではなくて、本人もおっしゃっているように、「全てが他の会社より劣っていると自覚し」、「逆境に挑戦する歴史」だったということに驚かされます。

また、そのような逆境が今再び来ている時にこそ、「全員で諦めず、合理的にやるべきことを、建設的に努力し続け」てきたのだと、強く感じました。

何でもかんでも「ポジティブシンキング」が是とされる風潮の中で、ネガティブな現実を真摯に受け止め、それに対してどう向き合っていくのか、ということを的確に判断できる能力、それこそが成功する経営者に求められるのだろうと思います。

この「ネガティブな現実」繋がりで思い出した経営者を2人紹介します。

1人目は矢野博丈社長。
ダイソーという100均(100円ショップ)は皆さんご存知だと思います。その社長が矢野社長です。

矢野社長はネガティブな発言でネットでも話題になりました。

ネガティブすぎて逆に凄いダイソー社長の発言
http://matome.naver.jp/odai/2133352151616394001?page=2

しかしその言葉の根底にあるのは、自分自身の実力をストイックなまでに受け入れ、どうしたらうまく行くのかということを突き詰めて考え、もがきながらも我武者羅にまで行動してきた、と言えると思います。
ぜひ下記のページを読んでいただきたいです。

100円SHOPダイソー 矢野博文社長講演
http://www.palge.com/news/h17/9/yano20050903.htm

私が、新入社員に対していつも言っていることは、「きょうから、実社会に出ることになるが、あなた方学生が思っているほど、現実は楽ではない」、「楽しさの中に楽しさはない。苦しみの中で、もがいてもがいて楽しみを見つけることができる」、「『生きる』ということは、大変なこと」ということ。

2人目は小松安弘会長。
スーパーの鮮魚・生肉や、コンビニのお弁当・お惣菜など、普段皆さんも身近に使っていると思います。
その食品トレーを扱う東証一部上場企業、エフピコの会長です。

世の中いいことなんか起こらない!~苦境に強いネガティブ経営術~
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20100426.html

自分は偶然この回をライブで見ていたのですが、村上龍が編集後記に書いている通り、この会長の言葉の根底にあるのはひしひしと伝わる「危機感」。そしてどうやって生き残るかをとことん考え抜く「サバイバルのための普遍的な戦略」でした。

まとめ

一般的にネガティブは良くないとされていますが、常に最悪の事態を想定し、それに対してとことんまで考え抜き、アクションを起こす。
経営者のみならず、一般の人にも参考になる考えだと思います。

「ポジティブ思考依存」にならないように、自分への戒めとして憶えておきたいと思います。

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