自分の黒歴史を公表するよ その3(MSX編)
こんにちは!
今トゥームレイダーがやりたいので新しいPC買おうか迷ってます。
でもスペックを満たそうとすると、10万くらいするんですよね。
iwatchやらGoogleGlassやらそのうち発売されるので様子見てます。
自分が9歳くらいのころ、ファミリーコンピュータ(通称ファミコン)という家庭用ゲーム機がものすごく流行りました。
ファミコンを持っているだけでステータスになり、ファミコンのゲーム遊びたいがために、ファミコンを所持しているそんなに仲がよくない友達の家に遊びに行くくらいの要素がありました。
当時百貨店に行っても、家電店に行ってもファミコンは品切れですという貼り紙が貼られるほど、ものすごく人気だったのです。
ご多分にもれず、自分もファミコンが欲しいと親にねだった訳ですが、教養を第一信条とする父親がゲーム機を購入することを好まず、どうせ金銭を支払うなら実利的な物を購入するべきだ、という考えに至ったようでした。
同じコンピュータでも、もっと汎用的で実用的で、かつ将来活用性があるもの・・・
そして自分が10歳ごろに購入してもらったのがこちら。
MSX VICTOR HG-60
(この高度に情報化された21世紀の検索システムですら、30年前のコンピュータ情報を収集することは容易ではないようです。良い画像がみつかりません。)
当時はパソコン(パーソナルコンピュータ)のことを「マイコン(マイクロコンピュータ)」と呼んでいました。
ですが、当時の自分は、全くそんな知識はなく、マイコン?MSX?なぜファミコンじゃないんだ!と思ってました。
MSX -Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/MSX
MSXは後のデスクトップパソコンのように、本体とキーボードが分離しておらず、現在のPCのキーボードに見える部分に本体が内臓されており、その本体と家庭用のテレビを接続して、テレビに映し出していました。(この辺はファミコンと同じですね。)
MSXはファミコンのように、ゲームカートリッジをスロットに差し込むことでゲーム機として遊ぶこともできました。
自分はゲームで遊びたかったのでそれでOKだったのですが、MSXはそれ以上のことが可能な「できる子」でした。
MSXはBASICと呼ばれるプログラム言語が組み込まれていて、そのプログラムを使って自分がゲームを作ることもできたのでした。
BASICによるプログラムは当時小学生だった自分にはハードルが高く、「ゲームを作るのって、こんなに大変なんだ・・・」と思い知ることができました。
それでもMSXでゲームで遊んだり、BASICでなんちゃってプログラミングするのはとても楽しいことでした。
プログラミングで参考にしていたのは、「こんにちはマイコン」という本でした。
(「ゲームセンターあらし」という漫画があって、その漫画の作者が書いた本でした)
今思えば、「IF」「FOR」「PRINT」など、現在のプログラムでも使われているコマンドが使われていて、このころの体験がプログラムの原体験だったんだと、改めて感じました。
反面、「GOTO」というコマンドや、行頭に行番号を書かかないといけないルールなど、いま考えるとトンデモな部分もありました。
「MSXマガジン」という、MSX専門雑誌を読んでゲームのプログラムをしました。
雑誌の後半に読者からのプログラム投稿のページがあって、それをまるごと読んでプログラムしていました。
(もちろんプログラムの意味などわからず、ただ書いてあることをそのままプログラムしてました)
プログラムができあがると、「プログラムレコーダー」という、カセットデッキのような機械にデータを記録しました。
USBメモリやCDなど、データを記録できる媒体が当時にはありませんでした。
そこでテープレコーダーにカセットテープを入れ、そのカセットテープにプログラムを記録させていました。
プログラムをレコードするときや、ロードするときには「ぴーーーーがーーーー」という、ダイヤルアップでインターネットを使うときのような音が発生しました。
ちなみに自分の家にあったプログラムレコーダーは、ナショナル(現パナソニック)のRQ-8030という製品でした。
(画像は下記サイトから拝借させていただきました)
RQ-8030
http://blogs.yahoo.co.jp/zmts37s/17578773.html
MSXのコンシューマー向けゲームは本当に色々買ってもらいました。
マッピー、ワープ&ワープ、イーがー皇帝の逆襲、コナミのサッカー、王家の谷、コナミのテニス、は~りぃふぉっくすMSXスペシャル、妖怪屋敷、蒼き狼と白き牝鹿ジンギスカン、グーニーズ、ツインビー、夢大陸アドベンチャー、F1スピリット、影の伝説、スターソルジャー、沙羅曼蛇、パロディウス。
ハイドライド3は大人になってからgooのレトロゲームでクリアしました。
2013年9月でgooレトロゲームがサービス終了したことを今知りました・・・。残念です。
ぺんぎんくんWARS、The Castleは友達に借りて遊びました。
楽しかったな。
中学生になってからはだんだんとMSXと疎遠になってきました。
14歳のとき、自分でお金を貯めてファミコンを買ったので、もうMSXにさわる必要がなくなったからかもしれません。
高校になってMSXは父親の知り合いに譲られました。
使いにくかったジョイスティックや連射機能のついたジョイパッドと一緒に。。
いまこうして書いていても、そのころの空気感や記憶が思い出されてノスタルジックな感情に浸ります。
一度でいいからあのときのMSXに触ってゲームがしてみたいです。
でも今は取りあえずトゥームレイダーがやりたいです。ww
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