サスティナビリティについて
最近この言葉をよく聞くようになりました。
sustain+able 持続可能性と訳されていて、続けていくにはどうしたらいいか、を考えることらしいです。
これは方法論ではなくて一つの概念で、様々な問題に対して使われています。(だからよく聞くんですね。)
エネルギー問題、水資源問題、ゴミ問題、自然環境問題、労働環境問題、企業の継続。
様々な機会で言われるようになったのは、その大切さが認識されてきたからでしょう。
経営者が起業を考える時、サスティナブルかどうかを考えます。
この事業は継続して利益を作ってゆけるか、会社は存続してゆけるか。
この概念は、一度に多額の利益を得たとしても、それを続けられなければ意味がないことを認識しています。
iphoneを出したAppleでも、スティーブジョブスの体調不良が伝えられた際、株主から後継者の選定の話が上がりました。
株主にしてみれば、スティーブジョブスがどうこう、iphoneがどうこうと言うのではなく、
何か起きてもずっと利益を出していければいいと言うことです。
一つのリスクヘッジですね。
この概念を個人に当てはめると、ワークライフバランスがそれと言うことができると思います。
若い頃は平気で徹夜できていたのに、ある時から体に無理が効かなくなる。下手をすると体調を崩してしまう。
これではサスティナブルと言えない。
あるときは死に物狂いで頑張るけど、それ以降燃え尽きてしまう。
仕事に全てを捧げて生活や家庭に破綻を来す。
少し前からフラッシュマーケティングという手法を聞くようになりましたが、これってサスティナブルなのか?と思うことがあります。その特徴は、期間限定というより共同購入による大量購入値引き。安いから買うっていう人が大多数だと思います。
http://jp.techcrunch.com/archives/20110603why-daily-deals-raw-deal/
ついでに言うなら、楽天には共同購入っていうシステムが前からありましたね。
話が色々飛んでしまいましたが、最近ちょっと体調を崩すことがあって、サスティナビリティのことを考えました。
人間活動もサスティナブルでいるために、健康には気をつけたいものです。
Google AD
- 前の記事
- 'social network'をipad2で見た
- 次の記事
- 手段の目的化とコミュニケーション
関連記事
-
-
他人の意見を参考にしてもいいけど、最終的には自分で考えるということ
今日のエントリーはタイトルのままのポストなので、最終的にはそりゃそうだろ、ってことなんですが
-
-
ソーシャルということ
「ソーシャル」という言葉がひと段落した今だからこそ。ゲームビジネスやコミュニケーションなど色
-
-
GoogleがDEEPMINDを買収したことと人間の未来についての感想
スマートコンタクトレンズ開発を発表したりして何かと話題のGoogleさんから、また企業を買収
-
-
忘れなくても人は生きていける
「人は忘れるから生きていける」 と、したり顔の彼は言った。 他人を見下した、いけ好かない奴
-
-
これからの世界を生きていくために(1)
ライフネット生命の出口社長のお話を聴く機会がありました。 http://www.faceboo
-
-
【感想】小保方氏がSTAP細胞論文不正問題で会見【どうなる?】
小保方氏が先ほど会見を終えました。 この会見を見る限り、STAP細胞自体はあるのかなーと思
-
-
東日本大震災から3年経過した今、あの時の状況と変化したこと
今日で東日本大震災から3年経ちました。 日本中の誰の心の中にも、大きな影響を与えた出来事で
-
-
死なないように、長生きするってことが間違いなんじゃないの?
偉大なヴィジョナリー、スティーブ・ジョブズも言っていた。「死は最高の発明」だと。 アンチ・アン

RSS