ブログを書くことのメリットとデメリット
公開日:
:
最終更新日:2012/10/30
日記
年も改まったことだし、ここで改めてブログについて書こうと思います。
自分の考えをブログに書くことには意味があると思います。
1つ目はコミュニケーションの密度が高くなること。これには推敲することでより効率よく相手にものを伝えることができるという側面と、物事を伝えるために自分自身で考えを整理するという側面があります。口頭だと話の一貫性がなくなったり、前後関係が途切れたりすることがあります。それを少なくしてくれます。(文章書いていても起こることですが、経験的に少なくなるということです)
2つ目は書き残すことができること。最近の脳科学的にも立証されているように、人の記憶はあいまいなので、「あれ、あの時何て言ったっけ?」「あの件はどうなってたっけ?」ということが日常生活で起きます。そんな時、ブログを書いておくことは何かと役にたちます。
3つ目は自分の考えを他の人に伝えられること。これは大きなことです。今まで自分の考えを周りの人に伝えたら「そんな馬鹿げたこと考えてるのかww」といわれていたことが、「俺もそう考えたことがある」とか、もっと良ければ「すばらしい!」と賛同してくれる人が現れる可能性があるということです。(あくまでも可能性が広がる、ということです)
4つ目はダイレクトにアウトプットをすることです。人はインプットだけでもアウトプットだけでも脳が退化してしまうと、物の本で読みました。自分で経験したこと、感じたこと、読んだこと、聞いたこと、これらのことをただインプットするだけでは学びにならないのです。そして、アウトプットするのにブログは役に立つのです。
これだけで終わってしまうとメリットばかりで皆始めたらええやん、で終わりそうですが、やはりそううまくは行きません。
何事にも良い面と悪い面があるように、ブログにもデメリットがあります。
1つ目は時間がかかることです。人間は時間を消費して生きています。生まれてから死ぬまで有限の時間を生きています。そう表現すると途方も無い話なので、短く言うと、1日は24時間しかありません。その短い時間の中でブログを書く時間を作り出すのは大変なことです。もしかすると、好きなドラマでも見ていたい、と思うかもしれません。そして、ブログ書くよりTV見るほうが好きな人はきっとTVを見ることでしょう。絶対ブログ書いた方がいい!と強制するつもりもありませんし、個人の趣向を変えるのは困難なことです。
2つ目はネタに困ることです。それは常にブログを止めてしまう可能性があることを意味しています。ぶっちゃけ、始めるのは簡単です。気分のいい日にその時の気分に乗せて、書き綴ればいいのです。しかし、その後、1年、2年と続けていくのは本当に大変なことです。これは優れた文章を1つ書き上げる才能とは別の才能が必要になるのだと思います。(両方を兼ね備えた天賦の才を持った御仁もいらっしゃるでしょうが。)
3つ目は誤解を生むことです。人間も、言葉も不完全なものです。ましてや文章は完全ではありません。書き方のうまい下手で、受け取り手の心情によって、時代の流れによって、誰かの作為によって、意図しない方向に話が膨らんだり受け止められたりして、誤解を生みます。文章(主義や主張、考え方)だけが誤解されるのならまだしも、その文章を書いた人物の人格や生い立ち、ひどいときには家族までもが誤解されるのです。(こういったことは普遍的なのでしょうか?)
こんなリスクを負ってまでもブログを書いていることに何かしらの意味を見出すことができれば、きっとブログを書き続けることができるのでしょう。ちなみに、自分の場合は、メリットで上げたちっぽけなことの積み重ねで世界を変えるができるかもしれない、ということです。
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