個人とその意見を同一視すること
なるほどのライフハックがあったのでエントリー。
個人攻撃を回避するための「我々の問題は・・・」というフレームワーク
http://www.ideaxidea.com/archives/2012/06/how_to_avoid_it.html
日常的に陥りがちなのが、個人とその人の持っている意見を同一視してしまうこと。
たしかに意見を言うのは個人だから、意見と結び付けられてもおかしくない。
でも「人は完全に分かり合えることはできない」という見方から考えてみると、個人との関係がどうあれ、その個人と全く同じ意見であるということはない。
意見が違っていて、それが間違っていると思えるとき、それを主張しないことは、集団として存在している自分を否定してしまうことになる。
「あの人が言うことだから・・・」「あの集団がやることは・・・」ということは、個人とその意見を同一視している。個人と意見と問題を切り離さなければ、その個人が正しいことを言った場合にもバイアス(偏見)がかかってしまい、集団としての成長は無い。
だから個人と意見を別にして考える。
ある人の意見が自分とは合わないとしても、それはその人を嫌う理由にはならない。その人の意見が変われば問題は無くなるはず。
逆に言えば、意見が同じにも関わらず、その人が言っているから、と言う理由で全てを否定してしまうのはナンセンスだ。良いことを言っているのにも関わらず、バイアスがそれを潰してしまう事もあるからだ。
自分もしばしば人と意見を同一視してしまうが、どんなときも頭の隅に留めておきたい。
Google AD
関連記事
-
-
Terrible crisis of democracy
"Chu-sin-gura" is aired at the end of year in Japa
-
-
忘れなくても人は生きていける
「人は忘れるから生きていける」 と、したり顔の彼は言った。 他人を見下した、いけ好かない奴
-
-
コミュニケーション能力について4
これまでこのブログでも「コミュニケーション能力」については何度もエントリーしてきました。
-
-
嫌われている人から好かれようと思わなくていいんだという件その2
以前、「嫌われている人から好かれようと思わなくていいんだという件」というタイトルでエントリー
-
-
コミュニケーション能力について
ちょっと前から感じてたことを、こちらのコラムで取り上げてくれていたのでスッキリしました。
-
-
一人の人間が会社を腐らせていた事例
かなり前にこの記事を書いてから、公開するかどうか自分なりに葛藤がありましたが、このエントリー
-
-
共産主義から資本主義に異動
4月1日付で、営業側の部署に異動になりました。組織変更があると言う事は分かってましたが、前日の
-
-
Subscribe to the guerrilla organization, can you change the circumstances?
I am a 15 year old boy. Adults around, as my paren
-
-
イノベーション(革新)が起きるとそれがデファクトスタンダードになる
初めにお断りを。今回のエントリーは漠然としていて捉えどころが無さそうなので、スルーしていただ