番組「ナイナイアンサー」でホリエモンが泣いてて思った
日本テレビで「解決!ナイナイアンサー」という番組がやってたので見ました。今回の目玉はあのホリエモンが泣いたということでした。
【動画あり】解決!ナイナイアンサーにホリエモンが登場!
http://www.minp-matome.jp/pub/94DBA9B4-F94D-4A3E-907C-15B9A3008909
ガン泣きではないですが、泣いてましたね。あのホリエモンが・・、と思いましたが、やっぱりホリエモンも人間だったってことでしょう。
幼少期、祖父母に預けられ、母から認めてもらえず、そのまま大人になってしまった。
認められるために目に見える価値としてのお金を目標にするようになった。
自身の生き別れた子供の話も出て、番組の終盤には「そうだったのか、ホリエモン本当はいいやつなんだな」みたいな空気でした。
この番組で何か共感を得たのであれば、どこかに自分自身を彼に反映させて見ていたのかもしれないですね。
まず、両親が共働きで祖父母に預けられていたこと。
いまはこんな家庭、結構ありますよね。しかも学校が終わっても祖父母も近所にいなくて、一人で過ごさないといけない。
これは正直に辛い。子供ごころに、友達の家に行けば友達の母親がいるのに、なぜ自分の家は・・・と思う。
次に、倫理的、道徳的に悪いことをしても怒る人がいない。これは致命的な問題点だと思います。
鍵っこが問題視されるのは、そういうメンタルな面だけでなくて教育上、目が届かなくなるということ。
集団生活を営む上で支障が出る行動をしても、それを注意してくれる人がいない。
その部分が欠落したまま成長すれば、世間で言われるような事もあるかもしれない。
でも、彼の場合は祖父母がいましたよね。少なくても祖父母の価値観を教えることはできたかもしれません。
私の場合もそうですが、祖父母もいない、近所のおじさんおばさんもいない状況ではどんなことが起きるか。
(私の場合は、本当の祖父母とは別に、優しい祖父母がどこかにいて、いつか迎えに来てくれるのだと思ってました)
やはり幼少の頃の記憶や教育は、その後の人の人生まで決定してしまうようです。
あまりにもそのことを軽視している人が多いようで。
とはいえ、自分も若いころはそんなことが重要とは思ってませんでした。
獅子は我が子を千尋の谷に落とす、かわいい子には旅をさせよ、子供は厳しい試練を乗り越えてこそ、立派な大人に成長するのだと。
今ではまったく考えが変わりました。年をとったのか、やっと社会が分かってきたのか・・・
自分の子にはそんな目にあってほしくないですね。少なくても幼少期ぐらいは母親にいっぱい甘えさせてやろう。
でも、自分の稼ぎだけで家族が生活していければいいですが、高校、大学へ行き、塾へ行くようになると、そうはいかなくなってくるでしょう。
一方、学歴社会が崩壊していき、能力主義が当たり前になってくると、果たして今までの価値観が正しいのかどうか、疑問を覚えなくもないですが。
もう一回ホリエモンに話が戻りますが、彼が時代の寵児ともてはやされた後の2006年、村上ファンドで名を馳せた村上世彰氏も有名になりました。
村上氏と堀江氏は同時期に金儲け主義に走って粛清され、舞台から姿を消したという共通点があります。
資本主義を追い求めたあまり、やりすぎてしまって自業自得を招いた、というのが当時の風潮だったと記憶しています。
それと幼少期の経験・記憶が関係するかどうかは分かりませんが、資本主義に基づいて社会が成り立っている以上、その頂点を極めようとすれば、彼らのようにならざるを得ないのではないかと感じます。
人の心として、自分より金を持っている人を見れば羨む気持ちが芽生えるのは自然なことで、必然的に嫌われる対象になり得るでしょう。
それに加えて堀江氏自身が言っていた「愛情表現が下手」という点。それは、自身が教えられ、触れ合っていないから体験していないことなのでしょう。
人はそんなにシンプルじゃないけど、そんなに複雑ではないのかもしれないと思いました。
それにしても、心屋仁之助氏のカウンセリングテクニックたるや・・・すごいです。。
何度か番組を拝見していますが、言葉によるヒーリングを最大限活用しています。
自分も氏の書籍を読んでみようと思いました。(自分でも気づかなかった気づきがあるかもしれないですね。)
何か話がバラバラになってしまいましたが。
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