【自分用】許せない相手を許す方法【メモ】
誰でも生きていると、気が合わない人や許せない人がいると思います。
感情を持っている人間なので、怒りもすれば間違いもしますよね。
そんな自分にも許せない人がいて、大きなストレスになってました。
そのことを考えると、怒りの感情が沸いてきて他のものごとに考えが行きにくくなってしまっていました。
簡単にいうと、とても視野がせまくなってしまうんですね。
血圧も上がるし、人相も悪くなる。他の人への対応もどこかぎこちなくなってしまう。
悪いことばかり考えてしまって精神衛生的によくない。。
自分のことながら、そんな状況をどうにかしたいなーーと思ってました。
でも前回のエントリーでもポストしたように、感情のコントロールってなかなか難しいんですよね。
天気がいい日、ゆったりとした気分でボーーっとしていると、怒りの元となる人と出来事が浮かんできました。
ああ、またか・・・。また思い出しちゃったよ・・・。
許せない人もできごとも、自分が許せればこんな大変な思いをしなくていいのに。
試しに
許す、許すぞーーーー!!!
と心の中で叫んでみました。
するとどうでしょう。
大声出してすっきりしたのもあるでしょうが、許す気持ちが生まれてきました。
そしてそれだけでなく、そんな経験ができたという自分に対して利になったと考えられました。
その次に頭に浮かんだのが、相手にとっても利のあることだったのだ、ということです。
これは自分の場合ですが、自分が許せなかった理由が
- 自分を利用されたと思っていたこと
- ぞんざいな扱いをされたと思っていたこと
- 騙された(嘘をつかれた)と思っていたこと
だったのです。
確かに真実は全部なのかもしれませんが、それは全て自分の心が感じていることであり、他の目から見ればそうではないのかもしれないのです。視野を広げると、全く別の見方ができるのです。
上記の全てが真実だったとして、相手にとって利になったと考えれば、実に自分が役にたったと考えられたのです。
この考えが浮かんだ時、臓腑につまっていたもやもやが、一気にスッと消え去ったように感じました。
その後、許せなかった自分が、何とも非常に卑小な存在だということに気づきました。
そうだ、取るに足りない人やものごとに、いつまでも執着してポジティブな考えができないのは、自分にとってプラスにならない。
だから許そう。少なくとも、許すように気持ちを切り替えよう。
許せなかった相手を許すことができたのです。
これは自分にとって大きな進歩です。
人として少し大きくなれたような気がしました。
ただ今後、相手とものごとを思い出したときに、全てを許せるかと言えば、100%イエスと言えないかもしれません。
それも人の感情なので仕方ないと思います。
しかしもしもう一度許せない考えが浮かんだ時、自分がするべきことを決めておこうと思います。
- 許す、ゆるすぞーーーー!!!と(心の中で)大声で叫ぶ
- 自分にとって利になったんだと(心の中で)言う
- 相手にとって利になったんだと(心の中で)言う
- 視野を広げてものごとを考えるぞーーー!!と(心の中で)言う
- 自分は役に立ったんだーーーー!!!と(心の中で)言う
これ大事。
それでもおおかたの場合は簡単には許せないでしょう。
自分の場合も時間が経ってから(半年くらい)ようやくこの考えに至ることができました。
最終的に時間が解決してくれる、というのは半分本当かもしれません。
もしこれを読んでいる方に当てはまる人がいらっしゃったら、ぜひ実践してみてください。
少なくとも、ポジティブでない感情をこれ以上に大きくするのは、自分のためになりません。
この記事が誰かの役に立ちますように。
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