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【就活生へ】面接の1時間では人間性まで分からないよ!【持論】

公開日: : 最終更新日:2014/04/23 イシュー , ,

headhunter vs recruiter

桜もそろそろ見ごろを過ぎようとしていますね。
ちらほら会社のまわりで就職活動中の学生を見かけることが多くなりました。

自分の場合は就職活動をドロップアウトしましたが、就活をしなかったことでその後とても苦労しました。(この話は後日しようと思います。)

就活と言えばリクルートスーツを着てスマホを片手に、数十社の企業を回って内定を勝ち取るゲーム(気を悪くしたらごめんなさい)というイメージですが、実際は大変ですよね。

会社ごとの理念や事業内容をチェックして、説明会や面接の日程を調整してスケジュール組んで、志望動機考えて会社までのアクセスを考えて、それをスマホに登録して・・・

これだけやってるのに交通費が出ないだけでなく、内定も出ない・・・。
周りの友達や親からのプレッシャーも半端ないですよね。
自分の場合は夏場にかかっての就職活動でしたが、それでもなかなか決まらず暑い中スーツで汗だくになって企業訪問していました。(遠い目)

これは個人的な考えですが、就活はほぼ面接で決まると言ってもいいと思っています。
もちろんレジュメ(書類選考)も大切ですが、新卒の場合は個人個人の差がそれほど大きくなく、均一化しているのであまり合否のフックにはなりにくいと考えています。

もちろん出身大学やゼミで何をやったか、バイトやサークルでどんなことをやってきたかはそれなりに大切になりますが、それよりもやはり仕事で一緒に働いていく中では人間性が「この人が実際はどんな人なのか?」ということが非常に大事になるのです。

どのような人物か、メールやらレジュメやらでは分からない、質疑応答に対しての答え方や行動、考え方などの人となりを見たい訳です。
だから直接会う=面接してその人の人間性や対応力などを見るわけですね。

ここからが本題なのですが、面接はだいたい30分~1時間くらいのことが多いですよね。
自分も面接官を何度もやってきたので分かりますが、その限られた時間の中で、その人の人間性や能力を100%見ることは不可能ということです。

「それは人を見る目の無い人のいい訳だ!」
という声も聞こえそうですが、面接官も人間であることを忘れてはいけません。
人間である以上は好き嫌いがあるし、悩みもありますし、間違いも犯します。

いくら面接で100%うまくいったとしても、面接官の御眼鏡にかなわない場合もあります。
たかが1時間くらいで1人の人間がどんな人間かということなど、分からないのです。

自分も面接官やっていて、仕事をきちんとやってくれそうだと思う人をパスしますし、少しでも適正がありそうな人を採用します。
それは面接を受ける側も立場を変えて考えれば分かりますよね。

それでも、100%はその人のことが分かるわけではありません。
一緒に仕事をすることになってから、面接のときと印象が違う人も中にはいます。

良く考えてみてください。20数年生きてきて、自分のことが全て100%理解できていますか。
面接の1時間がいかにその人の一部分しか見られないということが分かると思います。

結局言いたいこと

ここまでだらだら書いてきましたが、面接でうまく行ったのにお祈りメール来たとか、そもそもうまく答えられなかったとか、そんなことに悩んで萎縮することはないということです。

中には嫌な質問を投げかけてくる面接官や、高圧的な姿勢で圧迫面接をしてくる面接官もいるそうです。
もちろんそんな面接官ばかりではないですが、面接官も人間、自分は自分、中身全てが分かるわけじゃない、とある意味開き直って面接に臨んではいかがでしょうか。

きっと全てマニュアル通りの受け答えよりも、よっぽど素の自分を表現できて、面接官にとってもその人の本当の姿が見られると思います。

 

※マニュアル本を否定している訳では無いです。全てマニュアル通りにしなきゃ・・・みたいな強迫観念は不毛だねって話です。
マニュアル本で参考になる部分は大いに参考にして、内定ゲームを楽しんでみてください。

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