「おれたち、何で2011年なんかに生まれ変わっちゃったんですかね?」
TOYOTA reborn
http://www.reborn-toyota.jp/index1.html
「おれたち、何で2011年なんかに生まれ変わっちゃったんですかね?」
という、ちょっと気になるコピー。
自分たちは先祖の生まれ変わりだという考え方か?
生まれ変わる前から比べても、2011年という現在は生きづらい、とでも言いたげだ。
でも、自分たちの時代は生きづらいのだろうか。
CMの中での時代、戦国時代は今より生きやすかったのか。
医学も科学も今より進歩していなかった時代、出生率はいまよりずっと低く、寿命は50年と言われていた。戦が起これば命懸けで戦い、いつ終わるともしれない日々を生きていた。
現代よりはるかに人は死にやすかっただろう。
それでもその時代の人達は時代を懸命に生き、戦い、命を繋いできた。そして今の時代があり、自分たちが存在する。
歴史にIFはないけれど、自分がもし戦国時代に生まれていたら、一体どういう生き方をしただろう?もし先祖が今の時代に生まれていたら、一体どんなことをするだろう?
少なくても自分の先祖は歴史を生き、命を繋いだ。未来を生きる自分の子孫が現代を振り返ったとき、どんなことを思うだろう。この時代は激動の時代だったんだろう、でも先祖は懸命に生きて戦ったのかもしれない、と思うだろうか。
インターネットの出現でますますライフサイクルが加速する環境。
それでもマクロで見た時、時代が変わっても人が生きる様は変わらないのかもしれない。
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