他人の意見を参考にしてもいいけど、最終的には自分で考えるということ
今日のエントリーはタイトルのままのポストなので、最終的にはそりゃそうだろ、ってことなんですが、その結論に至るまでの自分の考えをお伝えしようと思います。
私はラーメンが好きで、週に1回は必ずラーメン屋に食べに行きます。
初めて行った場所では、食べログのラーメン店をチェックします。
評価が高い(星印が多い)店はおいしいだろう、という思いが働きます。
ラーメン店のレビューで評価が高い店があると、取りあえず入ってみます。
で、食べてみるとやっぱりおいしいんです。
やっぱり大多数の評価を得ているということは、大多数の人がおいしいと感じるのだと。
しかし、それに当てはまらない場合もあるんですね。
今までの経験だと「好みの方向が違う場合」。
どういうことかというと、ラーメンで言うと、こってり系、さっぱり系、とんこつ系、魚介系、などなど色々な味の系統(方向)がありますよね。
この「方向」が自分の好みと違う場合、大抵は他の大多数が好評価を付けていたとしても、自分に合わない可能性が高い、ということです。
私は豚骨醤油のいわゆる「家系ラーメン」が好きなんですが、そうではない人もたくさんいますね。
煮干しダシなんかの澄んだスープで細麺が好きな人とか。
こういう場合、いくら煮干しダシラーメンで高評価をとっている店があったとしても、自分には合わない可能性が高いです。
逆に、評価はそれほど高くなくても「方向」が同じのお店で食べた方が自分に合う可能性が高い。
イメージで言うと方向が四方八方を向いていて、評価がその深度になるようなイメージ。
レーダーチャートみたいな感じですね。
↑レーダーチャート
上の図で説明すると、A,B,C,D,Eがそれぞれのお店(系統、方向)。
1~5がお店の評価。
上図だとAの評価が5なので、A~Eの中で一番おいしいのかと思いきや実はそうでもなく、Aが自分の好みとは反したさっぱり塩味ラーメンだったりすると後で後悔することもあるということです。
逆に、Dは評価が3なので微妙なのか?と考えがちですが、好みの方向(系統)が自分にマッチしていれば、それほどハズレにはならないということが多いです。
何となく分かっていただけるでしょうか。
で、この「レーダーチャートの法則」(今勝手に考えました)は、別にラーメンなどの食べ物だけではなくて、好みがあるのであれば何にでも応用できることに気づいたんですね。
例えば映画。
映画にも色々な方向(ジャンル)がありますよね。恋愛映画、アクション映画、ホラー映画などなど。
恋愛映画が好みな人が、いくら評価のいい映画だと言われているアクション映画を見たとしても、「評価の割に面白くなかったな」ということになる可能性が高いのではないでしょうか。
極論すれば、人にも同じことが言えると思います。
皆の評判はそれほど高くないけど、話してみると実は話しが合って意気投合した、みたいな。
逆に評判がいいという人と話してみたら、自分とは合わなかった、ということも。
要は他者による絶対的な評価というものは無く、(主観が入っている以上)最終的な判断は自分がつける、ということです。
最終的に自分で判断しないといけないということは、自分で考えないといけない、ということです。
情報が多くなってくると色々な情報から取捨選択して判断を迫られますが、他人の評価をどこまで鵜呑みにしてよいか、自分に適合した情報なのか、ということを見極めたうえで判断をしないと、想定していた結果を得られない、ということにもなり得ます。
最終的に自分で考えて決める、っていうことですね。
ネットショッピングするときなど、レビューや評価を参考にしてしまうことも多々ありますが、全てをうのみにしないように、自分の方向とのマッチングを考えて判断するようにすると良い結果が得られます。
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