*

スティーブ・ジョブズ、CEOを辞任

公開日: : 最終更新日:2022/08/24 イシュー

http://mainichi.jp/select/world/news/20110825ddm007030076000c.html
リビアの革命が話題になっています。
今後が気になるところです。

今朝、ビッグニュースがしれっとiphoneに流れてきました。
スティーブジョブズ、CEOを辞任

な、何だって~?!

別に自分は根っからのMACユーザーでもないし、ジョブズ信仰者でもないですよ。
去年にはジョブズがAppleを去った後、どうなるかを考えたりしました。

しかし、あまりにもしれっとしてたので驚きました。
(周囲は以前から用意していたのかもしれませんが)

初めて自分で買ったPCはボンダイブルーのimacでしたし、このブログもipadで入力しています。
移動の時間はだいたいiphoneでpodcastを聞いています。

熱心なApple信者でなくてもこの衝撃。
信者はどのように受け取るのでしょうか。

正直にいえば、あまりジョブズさんの事は知りません。
それなので、wikipediaを見て人となりをざっくり知りました。

最高です。特に語録の箇所。
他の誰にこんな事が言えるでしょう?

  • 残りの人生も砂糖水を売ることに費やしたいか、それとも世界を変えるチャンスが欲しいか(ペプシの社長をヘッドハントした時の言葉)
  • 美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ
  • 方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず「本当は重要でも何でもない」1000のことに「ノー」と言う必要がある
  • あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない
  • ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから
  • 製品をデザインするのはとても難しい。多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ
  • お前、クビな (エレベーターで偶然出会った社員に対して)
  • こんな国、二度と来るか!! (関空で手裏剣を没収されて)

才能は時としてネガティブな事も起こし得ますが、あのプレゼン(スピーチ)は誰もが感銘を受けたことでしょう。

このスピーチからは、論理や法則で固められたビジネスライクな人物像ではなく、革新を追い求め、情熱を燃やし続けた人物の側面がうかがわれます。

結びの言葉
stay hungry, stay foolish.
自分はこの言葉を次のように理解しています。

「満足するな。我武者羅でいろ。」

一般的に、ある一定の年を経ると、守るべきものが増えて変革を恐れます。
それは、保守的という言葉であり、体制という言葉でも表されます。

しかし、体制で満足してしまうと、それ以上良いものが生まれなくなる可能性があります。
これまでより良いものを追及すると、時に常識から外れた視点をもったり、これまでのやり方から外れたり、時に反骨的な行動を伴う場合があるのだと感じます。

その、一般的な体制側から「バカじゃないの?」と思われるようなことでも、自分が信念をもって行動し、貫き通せばきっと何かが見えてくるのだと。

何だか亡くなった方への追悼文のようになってますが、ジョブズさんは会長職につくのですね。。(笑
今後の勢力図はどのようになっていくのか、ますます楽しみです。

Google AD


Comment

  1. ぱんたーに より:

    この動画Ipod touchにいれて煮詰まったら見るようにしてます。
    健康面がかなり心配ですが彼の功績と人生は永遠に語られて行くんでしょうね。
    追悼みたいですが(笑)

  2. rainy4649 より:

    ぱんたーにさん
    コメントありがとうございます。
    「空気を読む」ことが美徳とされる風潮がある中、成功した人物が「自分の信念を貫け!」と言うのは、とても心強く思えますし、励まされます。自分もiphoneに入れておこうかと(笑)

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

関連記事

no image

共産主義から資本主義に異動

  4月1日付で、営業側の部署に異動になりました。組織変更があると言う事は分かってましたが、前日の

記事を読む

【ドキュメンタリー】チョコレートの製造には西アフリカの子供達が奴隷的に労働させられてるという話

前回のポストでドキュメンタリーに目覚めたので、早速自分が気になるドキュメンタリーネタを紹介し

記事を読む

no image

アメリカ陸軍が世界最強な理由

  ある本を読んでその通りだな、と思ったのでエントリー。 組織やチームにとっての永遠の課題は、環

記事を読む

no image

紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天の4社が電子書籍で連携  :日本経済新聞

紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天の4社が電子書籍で連携  :日本経済新聞手紙から電報、電報か

記事を読む

no image

怒りや不満を脱却することとお金について

怒りや不満を感じるのは、自分の予想と違うことが起きた時や、自分のやりたいことができない時だ。

記事を読む

no image

Terrible crisis of democracy

"Chu-sin-gura" is aired at the end of year in Japa

記事を読む

no image

サイバーエージェント藤田社長の記事を読んでみた

「まさにその通り!」と思ったのでエントリー。 人格劣る稼ぎ頭は、出世させるべきか htt

記事を読む

no image

Our generation

Man of our generation don't have duty protect a wo

記事を読む

no image

Why Japanese prime minister choose…

Why does Japanese prime minister choose Banri Kaie

記事を読む

革命で命を落としていくものたち

昨年からGoogle Glassに興味が引かれっぱなしで、その流れでTelepathy on

記事を読む

Google AD

Google AD

PAGE TOP ↑