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ソーシャルということ

公開日: : 最終更新日:2013/05/24 イシュー

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「ソーシャル」という言葉がひと段落した今だからこそ。ゲームビジネスやコミュニケーションなど色々な意味に捉えられるが、本来の「社会的な」という意味に戻って考えてみたいと思います。

人は基本的に、他の人がいないと生きていけない、相対的な存在です。そういう意味で社会的である、ということが言えます。

その社会の中で自分の存在価値を知るには、他人がどのようなことをやっているか知らないといけません。だから他人が何をしているか気になります。

社会というグループに属していないと生きていけないから、テレビやネットで繋がろうとします。そういう意味で「社会情勢を知りたい、社会とつながりたい」というのは本能なのでしょう。だからコミュニケーションをとるのです。結局、ここが本質なんだと考えます。

単に診断系のゲームを作れば、という発想が陳腐化して、一時期のブームが去ったのはそういう理由ではないでしょうか。

それでも診断系のゲームがブームになったのは、この人は実はこんな人、というネタで他人の意外な一面を見たり、それを知ることによって自分の立ち位置を確認したり修正したりできるから、なのかもしれません。

ソーシャルはもう成長の余地がないと考えている人もいると思いますが、私はまだまだ成長の余地があると考えています。それは人間の本能であり、これからも他の人とつながりたい、社会を知りたいと人は考えるからです。

個人的には、BCIが最終的な人とマシン(WEB)の未来なのですが、その入り口であるソーシャルには、これからますます目が離せません。

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