*

【名言】四耐四不訣-曽国藩【自分用メモ】

公開日: : 最終更新日:2014/06/11 ライフハック, 日記 , , , ,

Zeng Guofan's hometown dwelling

今日は自分用に覚えておきたい言葉「四耐四不訣」を紹介します。

中国清代末期1850年から1864年にかけて清では太平天国の乱と呼ばれる大規模な宗教反乱が起こり、各地で戦乱を強いられる清軍は頭を痛めていました。

このため政府は曽国藩(そう・こくはん)という軍人に、正規軍による征伐を命じました。
ところが当時の清は、アヘン戦争・アロー戦争で疲弊し戦時賠償でも苦しんでおり、増税によるインフレを起こして経済状態は悪化していました。
加えて軍のモラルは低下しており、本来であれば守るべき民衆から略奪をするなどもおこなわれていたのです。

そこで曽国藩は義勇軍的な私兵部隊「郷勇(きょうゆう)」を組織し、厳格な軍紀を適用したのです。
この軍は強さを発揮し、太平天国を打ち破ることになるのです。

その曽国藩が座右の銘としていたのが「四耐四不訣」です。
内容は「耐冷、耐苦、耐煩、耐閑、不激、不躁、不競、不随、以成事」というもの。

自分訳で言うと、

「冷遇に耐え、苦労に耐え、煩わしさの連続に耐え、閑職への更迭にも耐える。
つまらないことで怒らず、うまくいったからといって騒がず、不毛な争いを起こさず、容易に他人の意見に流されない。
そのようにして事は成すもの」

ということです。

子供や若者ならいざ知らず、大人になってくると耐えなければいけないこと、してはいけないことが多くなってきます。
その時々で置かれる境遇にも何かしらの理由がある、後で振り返った時にきっと何か意味のあるものになると信じて、自分の成すべきことをする。

自己主張ばかりに目が行ってしまいがちな最近ですが、憶えておきたい言葉です。

Google AD


Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

no image

近況 -いよいよ佳境です-

こ、このプロジェクトが終わったら、家族で江の島行くんだ・・・。 死亡フラグ http://mat

記事を読む

「かわいー」と「おいしー」の脳死を超えて

※あらかじめご承知おきしていただきたいと思いますが、今回のポストは主に女性の方への批判と取られて

記事を読む

使い捨てについて

大企業に次々設置されてる「追い出し部屋」って何? http://matome.naver.jp

記事を読む

コミュニケーション能力について4

これまでこのブログでも「コミュニケーション能力」については何度もエントリーしてきました。

記事を読む

【自分用】許せない相手を許す方法【メモ】

誰でも生きていると、気が合わない人や許せない人がいると思います。 感情を持っている人間なの

記事を読む

no image

iphone買った

えへへへ~ うおほほほ~~ 買っちゃいましたよ~ iphone4。 しかもs

記事を読む

【隠れた名言?】【割と一般的?】「親父の小言」を紹介します

ある居酒屋に行ったときにトイレに「親父の小言」っていう格言(?)が紙に貼ってありました。

記事を読む

no image

サスティナビリティについて

最近この言葉をよく聞くようになりました。sustain+able 持続可能性と訳されていて、続けてい

記事を読む

no image

パーソナルとパブリック

去年くらいまで「個人の趣向や考え方は仕事に影響しない」という持論がありました。どういうことかというと

記事を読む

関係性の中ではとても重要。「信用できる人」の特徴とは?

最近の中国がちょっと気になります。 昔から関係の良くないインド、尖閣諸島で問題のある日本に

記事を読む

Google AD

Google AD

PAGE TOP ↑