【自分語り】WEB業界に入ろうと思った理由・経緯【その1】
自分はこれまで、「WEBエンジニア」と「WEBディレクター」として仕事をしてきました。
今回はその振り返りをしようと思います。
前にも書いたように、自分はモノづくりが好きだと思っていたので、何となく将来はモノづくりに関わるような仕事がしたいなとおもっていました。
大学を卒業して漠然と就職をしなければいけないと考えたときに、うっすらと色々な業界を考えましたが、どれも自分が一生やっていく仕事には思えませんでした。(ちなみにその時考えていたのは、不動産系でした)
ちょうどそのころ話題になっていたのがインターネットでした。
Windows95が発売され、社会的にも「これからはインターネット!」と言われ始めていました。
しかしその時の自分はインターネットはもちろん、パソコンを使ったこともありませんでした。
海外に旅行に行く機会があり、その時に友人や家族とメールでやり取りしたり、日本のニュースを海外に居ながらにしてみることができる、という、今でいえば当たり前のことに、非常に衝撃を受けました。
当時はまだネットショッピングは当たり前のものではなく、ブラウザもネットスケープ(ネスケ)とエクスプローラー(IE)が覇権を争っている状態で、検索エンジンのGoogleはまだまだ無名で、有名なサイトと言えばYahooくらいでした。
まだ新しい市場で参入の余地があり、これからますます伸びてくる市場。
そんな市場で自分の腕を磨き、自分の好きなモノづくりをしていく。
そう意気込んで、父親の勧めでインターネット制作のスクール(専門学校)に入学しました。
入学してからはアルバイトを掛け持ちでやったり、家で自分のサービスをコツコツ作って公開したりしました。
「WEBディレクターっていう仕事があるらしいよ」
スクールで知り合った知人に教えてもらったのがWEBディレクターという仕事でした。
仕事の内容はあまり知らなかったのですが、言葉の響きに思わず「WEBディレクターに、俺はなる!」と思いました。
そのころフルフラッシュでサイトを作ったり、まだ「ブログ」という言葉が聞きなれないころに日記をサイトで公開することは、とても新鮮でわくわくすることでした。
スクールを卒業してなぜかDTPの会社に就職しました。
「これからはうちでもインターネットの事業やるから!」
そこが自分の社会人としての第1社目の会社でした。
DTPでデザインや色調、紙やアプリなどを学び、3年を過ごしました。
そのころにも独学でActionScriptを勉強したり、CSSを勉強したりしてサイトを作っていました。
3年が経った頃、はっと気づきました。
「自分がやりたかったのは、WEB(インターネット)だった!」
そして自分はWEBの仕事ができる会社に転職しました。
2社目は事業系の会社でしたが、WEBディレクターとして仕事をさせてもらえました。
ここでの経験はとても大きかったです。
サイトの設計書や部内の折衝、キャンペーンサイト作りやSEO・・・
ビジネスとしてのWEBと、自分が作りたかったWEBの着地点が見えた気がしました。
その後は数社、事業系の会社のWEBサービスを制作・開発することになります。
WEBエンジニアになろうと思い始めたのは3社目のころでした。
と、、、ここまで書いてきましたが、ちょっと長くなりそうなので、続きはまた後ほど書こうと思います。
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