【感想】タモリさんが笑っていいとも!を卒業して人徳とか影響力について考えた
春は出会いと別れの季節ですね。
タモリさんが「笑っていいとも!」を卒業するという話は、2年くらい前からネットでも噂されていました。
なので、初めて笑っていいとも!が終わるという話を聞いたときは特別驚きませんでした。
ですが、実際に終わってしまうとなると、なじみの店が突然閉店してコンビニになっているような、好きなデザインの車が販売停止になったような、一抹の寂しさを覚えます。
笑っていいとも!と言えば、病気で学校を休んだ時にお昼に見る番組、というイメージで、病気だからけだるい感じと、学校を休んでいるという少しやましい感じが同居して複雑な気分で番組を見ていたのを憶えています。
感極まったタモリ 何度も目をぬぐい…最後は「早く酒飲みたいな」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140401-00000015-spnannex-ent
日本の“お昼の顔”として親しまれたフジテレビ「笑っていいとも!」が31日、放送32年の歴史に幕を閉じた。国民的番組の終幕にふさわしく、ビートたけし(67)、吉永小百合(69)ら豪華ゲストが登場。
最後は一人ずつ感謝のスピーチ。関根勤(60)や爆笑問題らが大笑いさせた一方で、ローラ(24)ら泣きだす共演者も続出。
豪華ゲストが登場したり、関係した人が感謝のスピーチをするなど、番組が長く続いたことだけでなく、タモリさんの人柄が多くの人に親しまれ、人を引き付けていたのだと感じました。
そんな夜、自分の家でもタモリさんのことが話題になったのですが、家内が突然衝撃の発言をしました。
「タモリさん、私の理想の人だなぁ。」
「ええっっっ??!!」
「だって多趣味で博学で謙虚でしょ。料理もできるしやさしいよね。」
「はぁ~~。(そういうもんなのか?)」
そんなことがあり、こんなちっぽけな家庭の一人に、理想の人物と言わしめるタモリさんの人柄、人徳、影響力の多大さを思わずにいられませんでした。
昨日3月31日で自分の会社でも退職する方がいました。
会社の創業時からメンバーとして携わり、会社の礎(いしずえ)を築いた方でした。
自分はこの会社に3年ほどしかいませんが、その方は10数年間を会社の発展のために尽くして来られた方でした。
一緒に仕事をした際には、年齢が近いこともあって分け隔てなく接していただき、良くしていただきました。
終業時間間際にはいろいろな人が入れ替わり立ち代わり挨拶に来ていました。
長い間いろいろな仕事を通して、多くの人と関わり、影響を与えてきたのだということを目の当たりにしました。
これまで仕事をしてきた人の中にも「この人がいたからやってこれた」という人は少なくありません。
人柄や人徳、影響力というのは、普段は当たり前のものとして受け取っているということを、改めて思い知りました。
タモリさんがいいともを卒業することとその影響力、自分の会社の人が卒業することとその影響力がダブって見えたように思います。
一つの時代が終わったんだ・・・と少し感慨深げになる一日でした。
今日から4月、新しい期がはじまります。
これからも出会いと別れがあると思いますが、一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思いました。
「一期一会」ですね。
Kさん、しばらくはゆっくり休んでください。
もしまた何か機会があったらその時はよろしくお願いします!
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