*

困った人と仕事をすることになったら

公開日: : 最終更新日:2014/06/11 イシュー, ライフハック

person4_business_silhouette_aq

普段から他人を侮蔑している人がいて、気になっていました。
侮蔑は愚弄に繋がり、やがて混乱の火種になることがあるからです。

大抵 その人のように他責する人物は一人で仕事を完結することができず、自分が困ったときだけ押し付けてくる傾向があると、これまでの経験で感じています。
しかし、仕事をする人の中にはいろいろな人がいますから、一概に「じゃあそいつを排除すればいい」とはいかないのが難しいところです。
仕事を一緒にやっていく上で、それほど人を選ぶことはできないからです。

そんなときは「毅然とした態度で臨め」と、ステレオタイプの本では回答していますが、強気に意見をしたところでネットで悪口を言ってくる人と同様に、火に油を注ぐ結果になるでしょう。(概してリアルとネットには共通点があるようです。)

またある書籍では、「完全に無視」が正しい姿勢だと説いています。
しかし、個人的には強硬路線や無視という姿勢でいいのか?という疑問があります。

完全に無視したところで相手は続々と悪口を吐き、周囲に広めていきますし、それを無視するだけで自分が黙っていては、相手の言っていることに正当性があるように受け取る人も出てきてしまいます。
そもそも完全に無視したところで仕事は進まないですし、進まない仕事は自分でやる羽目になってしまうのが落ちです。

もちろん長い目で見ればそんな人はいずれ本性が明らかになり淘汰されるのでしょうが、そんな火の粉を被るのも割に合わないでしょう。
できることなら、なるべくそういう人とは関わりにならないに限ります。

強硬路線に出て火に油を注ぐ、無視して火の粉を被る、そのどちらの被害も受けないようにするには。
そう考えていくと、一番良いのは「そうなる前に周囲の人にヘルプを求め、延焼を防ぐこと」かもしれません。

これも口で言うのは簡単ですが、実際に前もって根回しするのは骨が折れることです。
まだ大事に至っていなっていなければ、周囲もその状況を軽んじて、適切な対応をしてくれないかもしれないからです。
(実際、自分の場合はそうでした。)

まだ大丈夫、もっとエスカレートしてから言って、君のところで何とかして、、、、
別の場所で新たな火種を作ってしまうとも限りません。

また、この方法を取るにもまったくノーリスクでできるわけではありません。
自分では収められないことを他の人に相談するわけですから、それなりに心構えが必要です。
それに話す人を間違えると、もっととんでもないことが起きる可能性も否めません。

こころしてかかりましょう。

まとめると、

  1. こいつはやばい奴だなと思ったら関わらないこと
  2. 災難にも関わってしまったら早めに周囲に伝えておく

というのがセオリーでしょう。

早めに伝えておきましょう。そうでないと全身で火の粉を浴びて大やけど・・・なんてことになりかねません。
今回のPJTで得た貴重な経験でした。

Google AD


Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

ニューノーマルをどうサバイブするか

WEB関係でさまざまな方向性が広がってきていると感じたので、ここのところ色々とセミナーに出席した

記事を読む

no image

ソーシャルということ

「ソーシャル」という言葉がひと段落した今だからこそ。ゲームビジネスやコミュニケーションなど色

記事を読む

no image

Subscribe to the guerrilla organization, can you change the circumstances?

I am a 15 year old boy. Adults around, as my paren

記事を読む

人は人を完全には理解できない2

さとなおさんの記事に、前回の記事にとても内容的に合っていたエントリーがありました。 人はわ

記事を読む

no image

アメリカ陸軍が世界最強な理由

  ある本を読んでその通りだな、と思ったのでエントリー。 組織やチームにとっての永遠の課題は、環

記事を読む

no image

docomoからiphoneは期待されているのか

NTT株主総会でiPhone発売問題が争点に http://sankei.jp.msn.com

記事を読む

no image

共産主義から資本主義に異動

  4月1日付で、営業側の部署に異動になりました。組織変更があると言う事は分かってましたが、前日の

記事を読む

no image

紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天の4社が電子書籍で連携  :日本経済新聞

紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天の4社が電子書籍で連携  :日本経済新聞手紙から電報、電報か

記事を読む

「空気を読む」人たちがしたこと

アウシュビッツ収容所の生き残りの人の話がTVで放映されていた。 友達は次々焼き殺されていったと

記事を読む

これからの世界を生きていくために(1)

ライフネット生命の出口社長のお話を聴く機会がありました。 http://www.faceboo

記事を読む

Google AD

Google AD

PAGE TOP ↑