*

これからの世界を生きていくために(2)

公開日: : 最終更新日:2014/06/11 ビジネス, ライフハック

前回のライフネット生命・出口社長の公演の続き。
含蓄のある深い話が短時間で入ってきたため、ちょっと消化不良だった点を自分の頭で情報を整理して噛み砕く。

9.教養とは、世界に立ち向かう姿勢(スタンス)。
知りたい、勉強したいという気持ち。ココ・シャネルの言葉「私は孤児院で育った。それでも1日1つは学びがあった。だから人生は楽しい。」
■学ぶ方法:人から学ぶ、本から学ぶ、旅(世間という大きい書物)から学ぶ
(デカルト「もう本から学ぶことは無くなった。私はこれから旅から学ぶ」)

10.人から学ぶ
■友達の友達は友達、と考える。(まずYESと答える)「来るものは拒まず、去るものは追わず」結論ではなく、プロセス(ロジック)を聴く。(人の結論はプロセスを追わないと真意を見誤る)
■(人の付き合いについて)損得で考えないこと。(ガイトナー国務長官ともそのようにして交流ができた。)

11.本(古典)から学ぶ
■古典の価値:何年も読み続けられているにはそれなりの理由がある
■古典の選び方:アダムスミス『国富論』、ケインズ『雇用の一般理論』、白川総裁『バブルと金融政策』 書店に行って、岩波の棚に立つ。
「古典を読んで分からなければ、自分をばかと思え。新著を読んで分からなければ、著者をばかと思え」
■なぜ古典は難しいか?(時代による価値の違い。桜=>江戸時代は山桜だが、現在はソメイヨシノ。同じ「桜」でも指すものが異なる)

12.本(新著)から学ぶ
■速読は無意味。
■新著の選び方:新聞の書評記事
■ビジネス書は後だしじゃんけんが多い(成功した実業家が後年のあやふやな記憶を入れてしまっている。その点古典は。。)

13.旅から学ぶ
■デカルト、ホッブス、アダム・スミス(旅から学んだ歴史上の人物は多い)旅を語る上で語学の重要性。行きたいところがスタート。
■旅で見るもの:市場、書店、若い女性(街角の女性を見ることで、その国の国勢を知ることができる)
ミシュランレッドの地図のすごさ。

1.健康=大人の基本。
2.語学(TOEFL。TOEICは×)

まだまだ自分の心に残った珠玉の言葉がありました。
続きも書きます。

Google AD


Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

no image

習慣 僕が変えなくても変わる未来

1989年12月、日経平均は38,985円だったらしい。今日の日経平均は9,816円。あの頃、誰がこ

記事を読む

嫌われている人から好かれようと思わなくていいんだという件その2

以前、「嫌われている人から好かれようと思わなくていいんだという件」というタイトルでエントリー

記事を読む

no image

コモディティ化を考える

読んだ本によると、googleの戦略は「世界中の情報の整理」の先にあるという。全ての情報の整理のため

記事を読む

人に問題がある場合は本当に厄介

プログラムに問題がある場合、問題の箇所を特定して(これが大変ですが)修正をすることで問題を解

記事を読む

コミュニケーション能力について4

これまでこのブログでも「コミュニケーション能力」については何度もエントリーしてきました。

記事を読む

意識のある余命

  日本人の平均寿命男性80歳 http://www.afpbb.com/article/l

記事を読む

no image

手段の目的化とコミュニケーション

今どんな人が求められているか、自分なりに考えてみました。すごい人を求めてるんじゃなくて、解決できる人

記事を読む

【人生を変える】最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ【大前研一】

暑いです。北海道では昨日、35度以上の猛暑日を記録したそうです。 6月とは思えないですね。

記事を読む

一人の人間が会社を腐らせていた事例

かなり前にこの記事を書いてから、公開するかどうか自分なりに葛藤がありましたが、このエントリー

記事を読む

【名言】四耐四不訣-曽国藩【自分用メモ】

今日は自分用に覚えておきたい言葉「四耐四不訣」を紹介します。 中国清代末期1850年か

記事を読む

Google AD

Google AD

PAGE TOP ↑