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新しい戦争の形2

公開日: : 最終更新日:2014/01/24 イシュー

 

人類はずっと戦争を続けてきた
http://agora-web.jp/archives/1465484.html

この記事からは様々なことを学ぶことができる。

1つは人間の生きることに対する貪欲さ。戦争の最も過酷な地で、極限状態におかれた人間は、同僚の人間を殺して食べる。そこには、どんなことをしても生き残るという本能が刻まれていると思わざるを得ない。ゴキブリのように、最期の最期まであがくのが生物としての人間なのかもしれない。

最期の呼吸が終わるまで、人間には生きる義務があるのだ。

もう1つは、死ぬ理由が異なっていること。アフガニスタンでの米兵死者が2,000を超えたと発表があった。

アフガン米兵死者2千人に 泥沼化で厭戦に拍車も
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012060501002306.html

2001年から戦争を開始して、この11年間で2000人が死んだ。それに対して日本の自殺者数は毎年約30000人。

爆弾を落として人を殺したり、銃で人を打ち殺したりする目に見える戦争から、経済的に破綻させたり、希望を失わせたりして人を死にいたらしめるような、目に見えない戦争になってきているということ。これは新しい戦争の形かもしれない、と以前ブログでも書いた。

新しい戦争の形
http://hakomori.net/?p=34

最期は個人がこのグローバルな戦争に、どうやってサバイブするのか、ということ。
この先 中間業者や、コアコンピタンスのない企業(個人)はサバイブできない。仕事を横に流すだけの余計なコストはカットされるからだ。コアコンピタンスが無ければ、他の業者に仕事をとられるか、価格競争地獄に巻き込まれるからだ。

ここで個人としてのリスクヘッジが必要になる。エンジニアは営業になれるが、その逆は無理だ。つまり個人で生き残るなら、エンジニアリングのできる営業が必要なのだ。

営業は必ず武器になる 腹を括って取り組もう
http://www.j-cast.com/kaisha/2012/06/18135923.html

文中にあるように、エンジニアリングだけでは飯が食えない。
運命だと思って諦める、という意味も込めて、腹をくくる。

年功序列、終身雇用の平和な時代からしてみれば、現在の状況はまるでそれとは異なっている。さらに加速するこの傾向に、どう対応していくのがサバイバルのポイントだと思う。

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